秋田１００ｋｍチャレンジマラソン！！

2011年09月28日

９月２５日、今年も秋田で１００ｋｍチャレンジマラソンが開催されました。
寝台列車にゆられて、秋田へ・・・
もちろん今年も、父親のサポートです！

１００ｋｍってどんな世界なんだろう？
果てしない距離を、強靭な体力と精神力を兼ね備えた選手が参加していました。
朝５時に角館をスタートし１００ｋｍ先のゴールを目指して、ひたすら走って行きます。
何度か通ったことのある道ですが、本当にここ走るの？っと言うような起伏が続きます。

昨年は、なんとかゴールした父親ですが、今年は練習不足でちょっと不安げな様子で、スタートしていきました。
膝が不安と言いつつも、５０ｋｍまでは昨年を上回るペースで力走！！
５０ｋｍ地点にはエイドステーションがあり、たくさんの参加者が入ってきます。
着替えをして、給食を食べて！頑張れ、残り半分！！

１００ｋｍマラソンの恐ろしさは、５０ｋｍ以降から始まります！
ペースがガクンと落ちて、歩いてしまう参加者が続々現れ、次第に休憩の時間も長くなってしまいます。
このぐらいまで来ると、気持ちや体力のほかに、制限時間とも戦わなくてはいけません。
過酷ですよね・・・ただ１００ｋｍ走るだけでも大変になのに、時間も気にしなければいけない
ちょっと時間の使い方が、後になって自分に押しかかってくるなんて・・・

残り３５ｋｍ・・・３０ｋｍ・・・２５ｋｍ。みるみる体力を奪われていく参加者に対して、「頑張れ！あと少し！」と声を掛け一歩でもゴールに近ずけるように、全ての参加者に声をかけてきました。

８０ｋｍ地点。約フルマラソン２回分を走り、体力ももう限界で気持ちだけで走っているようにも感じます。
記念に８０ｋｍの看板を写真におさめて行く選手もチラホラ。
父親も、もう限界に近いはず・・・それでもゴールに向かって進んで行きます。

最後の関門（８９，０９ｋｍ）無情にも父親は関門通過２００ｍ手前で、タイムオーバー。
力を出し切ったのか、大の字になってしばらくは動けませんでした。
本来ならば、ゴールまでサポートしなくてはいけない自分も、ちょっとホッとした気持ちと悔しさの気持ちが込み上げてきました。
「まだ来年もあるさぁ！！もう一度チャレンジするぞ！」っと父親の背中が物語っていました。

順調に走っていれば、ゴールのゲートもくぐれたはず！
やはり１００ｋｍと言う道のりは長いですね・・・。

ゴールは出来ませんでしたが、ゴール風景も写真におさめてきましたのでご覧ください。

走っている参加者も、応援すると手を振って返したり。
応援している人も、きちんと全員に声援を送ったり、最初から最後まで暖かい大会でした。

大会を支えてくださったスタッフの皆さん・ボランティアの皆さん、暖かい声援を送ってくださった沿道の皆さん
そしてなにより、チャレンジした参加者の皆さん、本当にお疲れ様でした。
また、来年も応援しに行きます。ありがとうございました。