クロスカントリースキー・ノルディックウォーキング・ランニングのトップアスリートも集う専門店。懇切丁寧がモットーです。

TEL:011-842-2730

北海道札幌市南区澄川3条5丁目2-5

ススメ・その2

野山など自然の中を駆け巡るトレイルランニング。不測の事態に備えて準備はしっかりしておきましょう。
ここでは、安心して走るための基本的な装備をご紹介します。

トレイルランニングに必要なものの選び方、装備

トレイルランニングシューズの選び方

サイズは好みが分かれますが、基本的には指先に余裕があったほうが爪を痛めるリスクを減らせます。一般的には実測長+1cm程度がお勧めです。少しシビアに走りを追求するなら+0,5cm、30km~40kmのレースならロードシューズと一緒か+0,5cmが目安になります。50km以上のレースになるとソックスも厚手になることが多く、より余裕が必要になってきます。
※メーカによってサイズ感が異なりますので実際に試し履きをしされてからご購入することをお勧めいたします。

バックパックの容量は何ℓがいいのか

レースだけであれば5~6ℓくらいがお勧めです。練習にもレースにも使うなら10ℓ~15ℓはほしいところですが、レースで15ℓはかなり大きめです。20km程度のレースなら15ℓは必要ないくらいです。
※ロードランから入ると背負うこと自体に抵抗がある方もいますが、ベスト型もかなり進化しており、ほとんど着用感がないものも増えてきました。また、レースでは背中の容量よりも手の届く範囲にどれだけ収納できるかも重要になります。実際に背負って念入りにチェックしてください。

必要装備・携行品

● トレイルランニングシューズ
未舗装を走る為、ロード用よりもグリップ力が強く、横方向のサイドステップにも強い物が望ましい。
● トレイルランニング用ストック
折り畳みタイプで軽量が望ましい。
● 着替え
吸汗速乾性のシャツ、又はインナー、ソックス、帽子など。
● レインウェアー又はウィンドフレーカー(防水性タイプ)
雨天対策だけではなく、山頂付近は風も強く、体温の低下を防ぐために必要。
● バックパック
必要最低限のサイズ、体にフィットして走ってもブレないタイプが望ましい。トレイルランニング専用バックパック。
● 水分
自分のペースで給水が出来るようする為。ハイドレーション(トレイルランニング用のバックに取り付け出来る)は手を使わずに給水が出来ます。
● 補給食
エナジージェル・サプリメント・携行食(空腹が来てからでは体内に摂取するまで時間がかかる為、早めの給食をお勧めします。)
● グローブ
コースによってはロープを掴んだり、岩場が予測される為。また、転倒時の手の保護にもなります。
● ヘッドライト
日没や遭難などの緊急時又は、日中でも薄暗いため必要。
● 救急品
バンドエイド・消毒液・テーピング(途中で張り替えたりもするのでテーピングは多めでも良い)

トレイルランニング装備

遭難対策として

● 携帯電話
緊急時に110番通報するのに使用。
● サングラス
虫や木の枝などから目を保護する為、直射日光を防ぐ為。
● 紙の地図
専用機器やスマートフォンなどのGPSが破損・故障したり充電がきれた時に使用。
● ホイッスル
緊急時又は、熊やイノシシなどの威嚇に使用。
● コンパス
緊急時に使用。
● サバイバルシート
緊急時に体温の低下を防ぐのに必要。
● 熊よけスプレー
熊との遭遇時に使用。
※その他、健康保険証・小銭など。障害・山岳保険などの加入もいいと思います。

山は天候が変わりやすく予測が難しいので、しっかりとした準備をお勧めします。また、トレイルランニングをする際には他の登山者の迷惑にならないように走り方、ペース、山でのマナーを守りお互いに気持ち良く登りましょう。

TOP